自分が立ち上げたラインで、生産が始まったときの達成感は大きい。
W.K.
生産技術
2015年中途入社工学部 精密機械工学科卒
就職活動と入社理由
- 就職活動の様子は?
- 前職で自動車部品関連の生産技術業務を行っていました。現場の改善など、業務にやりがいと達成感を感じていため、類似の業務、業界で仕事を探していました。
- 山下ゴムを選んだ理由は?
- まずは、海外拠点が多く自動車メーカーの戦略に合致していること。そして、電気自動車への移行を考慮しても、保有している製品群が対応可能であるため、継続的な生産活動が行えると考えたためです。
現在の仕事
- 入社から現在までの所属部署と仕事内容は?
- 入社直後から新規モデルや、新たな工程保証を行うための検査機などの立ち上げ業務を担当しました。難易度の高い内容でしたが、前職のスキルを活かし、無事立ち上げることができました。その後は、海外支援業務に従事、複数拠点で現地スタッフと共に量産立ち上げを行っています。
- 現在の仕事内容は?
- 新規モデルの立ち上げ、既存機種の改善などがメインの業務となります。新規モデルの立ち上げでは、いかにつくりやすく、管理しやすくするかに考慮しながら、スムーズな量産につなげるための検討から、設備や治具の段取り、そして、海外拠点での立ち上げ支援までを実施していきます。また、初期的には問題がなくても、量産を行う中で設備の劣化や製品のバラつきにより、どうしても不具合が発生します。この不具合を改善する業務が、既存機種の改善になります。
一日のスケジュール
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出社
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8:15メール確認、およびその日の業務を整理。
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10:00量産立ち上げ検討。
必要なデータを収集し、検討結果をまとめ、提案資料を作成。
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12:15昼休憩
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13:00課内打ち合わせ。
長期的な改善テーマについてチームで実施事項の検証。
今後の対応策を検討。
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15:00新製品開発部署と打ち合わせ。
各部署の担当者が集まり、新製品の立上げ状況の進捗確認。
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退社
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17:00退社
- 仕事のやりがいは?
- 初期の検討に始まり、海外支援での量産立ち上げまでを行うため、大変な部分もあります。しかし、実際に自分で構想し、立ち上げたラインで生産を行い、想定通りの稼働状況で生産できたときは、非常に大きな達成感を得ることができます。
- 仕事で凹むときは?
- 量産立ち上げが上手くいけばいいのですが、想定しない要因などにより生産が想定通りに行えず、生産トラブルを多発させてしまい、現場の方々に迷惑をかけ続ける状態になることもあります。その場合は、検討時の想定の甘さに凹んでしまうこともあります。
将来
- どうなる、自動車業界?
- 変革の波に追いついていくためには、現状を肯定しないで、より生産性の高いライン、つくりやすく管理しやすい製品にしていく必要があります。個人の力だけでは限界があるので、今まで以上にまわりの人間を巻き込んでの業務が必要になると考えています。
- 将来、やりたい仕事は?
- これまでは新機種の立ち上げが継続していたこともあり、特定機種の量産立ち上げ業務がメインとなっていました。今後はさらに上を目指し、管理者としての業務を実施していきたいと考えています。
山下ゴムについて
- 山下ゴムの「強み」「らしさ」とは?
- 難しい問題が発生したときも、各部署が連携し、短期間で効果のある対応を取れるところが、山下ゴムの強みだと感じています。
- 「山下ゴムに合う人」とは?
- 生産技術に限った話かもしれませんが、量産立ち上げ業務は慣れない環境で短時間で実施する必要があるため、ある程度のタフさが必要になると思います。業務が行き詰ることもあるので、あきらめない気持ちも必要だと思います。