自動車が振動する限り、
山下ゴムの製品は必要とされる。
S.T.
製品開発
2008新卒年入社工学部 機械システム工学科卒
就職活動と入社理由
- 就職活動の様子は?
- 製品開発に関わる仕事をしたいと考えていました。また、自動車が好きなこともあって、自動車業界を中心に就職活動を行っていました。
- 山下ゴムを選んだ理由は?
- 最初、「山下ゴム」という名前から、化学的なイメージを持っていました。しかし、説明を聞くと、いろいろな構成部品を使って一つの機能部品をトータルで開発していることが分かりました。また、製品として、性能を身近に感じられそうなところに面白みを感じました。
現在の仕事
- 入社から現在までの所属部署と仕事内容は?
- 入社から1年間は先行開発の部署に配属、新人教育と他社品ベンチマークを中心に行っていました。その後、製品開発の部署に異動し、エンジンマウントの設計開発を担当。入社7年目でYUSA R&D (山下ゴムのUS開発拠点)に異動となり、エンジンマウントの設計開発や現地マネジメントを担当、また、日本側の開発との仲介も行いました。そして、入社10年目で日本に帰任、現在、エンジンマウントの開発を行っています。
- 現在の仕事内容は?
- エンジンマウントを中心とした防振ゴム部品の開発、設計を行っています。自動車会社の設計担当の方から要求値を受け取り、お互いにすり合せをしながら仕様を実現していきます。他部署と協力しながら、各部品の量産立ち上げまで携わることになります。
一日のスケジュール
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出社
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8:15メール、スケジュールを確認、調整。
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9:00チームメンバーと打ち合わせ。
製品の開発進捗状況確認。
課題、方針のすり合わせ。
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10:00製品形状検討。
要求値をもとに製品形状コンセプトを検討。
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12:45昼休憩
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13:30開発関連部署との打ち合わせ。
新モデル開発日程、仕様等の整合。
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15:00資料確認。
チームメンバーの作成した資料等を確認し、修正等の指示。
自分のテーマ資料を作成。
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退社
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17:00退社
- 仕事のやりがいは?
- 難易度の高い要望に対して、工夫しながら達成できたときにやりがいを感じます。また、開発部品として量産が開始したときや、それが自動車として発売され評価が高いときは達成感を覚えます。
- 仕事で凹むときは?
- 試作品作成時に予測を外してしまったときです。力不足を感じるのと、やり直すにあたってお客さま先や社内に迷惑をかけてしまうので凹みますね。
将来
- どうなる、自動車業界?
- 弊社の製品は、エンジン(電気自動車ならモーター)や、足周り部品の支持、防振がメイン機能となります。そのため、振動する何かがある限り、使用され続けると思います。要は、要求性能が変わってきたときに対応し、その変化についていけるかだと思います。
- 将来、やりたい仕事は?
- 自動車業界は変革の真っただ中なので、新たな「山下ゴムの強み」も創出していかなければならないと思います。自分は「今」の開発をしていますが、そうした「先」の仕事にも関われると面白いと思います。
山下ゴムについて
- 山下ゴムの「強み」「らしさ」とは?
- 難しい問題が起きたときなどに、みんなで団結して進められる推進力は強みだと思います。
- 「山下ゴムに合う人」とは?
- 意欲のある方であればどんな方でも問題ないと思います!みんな、最初は知らないことだらけなので、どんどん吸収していって成長してもらえればいいと思います。